WEP104  加速器制御  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
バンプ電磁石電源のトリップ追従システムの開発
Development of forced synchronous trip system of bump magnet power supplies
 
○柳岡 栄一,岡村 勝也,上窪田 紀彦K,木村 琢郎,冨澤 正人,武藤 亮太郎,村杉 茂(KEK)
○Eiichi Yanaoka, Katsuya Okamura, Norihiko Kamikubota, Takuro Kimura, Masahito Tomizawa, Ryotaro Muto, Shigeru Murasugi (KEK)
 
J-PARC遅い取出しでは、取出しのとき4台の偏向電磁石を励磁しバ ンプ軌道をつくっている。主リングに3GeV、で入射された陽子を30GeVまで 加速したあと、バンプ軌道が、つくられ遅い取出しがはじまる。約2.5秒間の最適なバンプ軌道は、ビームロスを低減する。バンプ軌道がつくられ ている間に、1台以上の電源が停止すると、バンプ 軌道が崩れ大きなビームロスがおこる。ビーム電流が増えるとともに、ビームロスによる加速器にたいするダメージも増大する。これを低減するために、PLCを使い1台の停止を検知して、他の3台の電源をにとめるシステムを開発した。