WEP100  加速器制御  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
J-PARC Main RingへのArchiver Applianceの導入
Deploynment of archiver appliance at J-PARC main ring
 
○山田 秀衛(KEK/J-PARC),土井 幸之介,青山 俊明,田島 佑斗(関東情報サービス)
○Shuei Yamada (KEK/J-PARC), Konosuke Doi, Toshiaki Aoyama, Yuto Tajima (Kanto Information Service (KIS))
 
J-PARC Main Ring (MR)加速器の制御システムはEPICSを用いて構築されている。2008年にMRのビーム運転が開始して以来、制御点のアーカイブにはEPICS Channel Archiverを用いてきた。MR加速器の高度化に伴って、アーカイブの対象となる制御点の数とデータサイズは年々増大しており、データの読み出し速度の低下や管理上の手間の増大といった問題がChannel Archiverを運用する上で顕著となってきた。Archiver Applianceは2015年に登場した比較的新しいアーカイブシステムで、データの読み出し速度と管理の負担低減を主眼に開発が勧められている。MRでのArchiver Applianceの導入と、Channel Archiverからの移行の状況を報告する。