WEP085  ビーム診断・ビーム制御  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
J-PARCリニアックMEBT2 に設置するバンチ・シェープ・モニタの開発
Development of bunch shape monitor at MEBT2 of J-PARC linac
 
○二ツ川 健太,宮尾 智章(高エネルギー加速器研究機構),川根 祐輔,田村 潤,根本 康雄,林 直樹,三浦 昭彦(日本原子力研究開発機構),福岡 翔太(筑波大学),大津 聡,真山 実,吉川 宗良(三菱電機システムサービス株式会社),高橋 大輔(関東情報サービス株式会社)
○Kenta Futatsukawa, Tomoaki Miyao (KEK), Yusuke Kawane, Jun Tamura, Yasuo Nemoto, Naoki Hayashi, Akihiko Miura (JAEA), Shota Fukuoka (University of Tsukuba), Satoru Otsu, Minoru Mayama, Hirokazu Yoshikawa (Mitsubishi Electric System & Service Co., Ltd.), Daisuke Takahashi (Kanto Information Service)
 
J-PARCリニアックでは, 加速周波数が324MHzのRFQ, DTL, SDTL空洞と972MHzのACS空洞を用いて負水素イオンビームを400 MeVまで加速している。加速周波数が3倍に上がるSDTL-ACS間のビーム輸送路(MEBT2)では, 2式のバンチャ空洞で縦方向マッチングを行う必要があるが, リニアックにはビーム縦方向の形状を測定するモニタがなかった。そこで, 2014年の秋からJ-PARCリニアックに設置するためのバンチ・シェープ・モニタ(BSM)の開発を進めている。MEBT2で縦方向マッチングのためには3式のBSMをインストールする必要がある。2016年の夏季シャットダウン中に先行してACS01のブリッジ空洞上に1式のBSMを設置してビームを用いた性能評価を実施している。本件では, 新規に製作したJ-PARCリニアック製のBSMのオフライン試験及びビームを用いた試験結果を報告する予定である。