WEP045  高周波加速構造  8月2日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
クライオ光陰極高周波電子銃用多セル構造の最適化シミュレーション
Optimization of multi-cell structure for cryo photocathode RF-gun
 
○山田 靖征,吉田 昂斗,田中 俊成(日本大学大学院理工学研究科),境 武志,野上 杏子,早川 建,早川 恭史,住友 洋介(日本大学電子線利用研究施設)
○Yasuyuki Yamada, Takato Yoshida, Toshinari Tanaka (Graduate School of Science and Technology, Nihon University), Takeshi Sakai, Kyoko Nogami, Ken Hayakawa, Yasushi Hayakawa, Yousuke Sumitomo (LEBRA, Nihon University)
 
日本大学電子線利用研究施設(LEBRA)では、20K程度まで冷却した高純度の銅による低損失常伝導高周波空洞を用いたC バンド(5712 MHz)動作の高周波電子銃の開発を行っている。空洞構造としてはこれまで2.6 セルのπモード空洞について検討が行われてきたが、空洞数の最適化が行われていなかった。そこで本研究では、他研究施設における2.6セル以外の空洞開発も参考に、セル数を変えた場合の空洞計算及びビーム評価を行っている。本発表ではシミュレーションコード「SUPERFISH」と開発したサブルーチンを使用し空洞評価を行った結果及び、「SUPERFISH」で求めた空洞データを用いて行ったビームシミュレーション結果に関して報告する。