WEOM03  電子加速器  8月2日 小講堂(1F) 9:30 - 9:50
東北大学t-ACTSにおける極短電子ビームを用いた広帯域・狭帯域コヒーレントテラヘルツ放射発生
Generation of coherent THz radiation with wide/narrow bandwidth by an extremely short electron beam at t-ACTS, Tohoku University
 
○柏木 茂,鹿又 健,齊藤 寛峻,齊藤 悠樹,盒 健,長澤 育郎,南部 健一(東北大学電子光セ),西森 信行(東北大学多元研),日出 富士雄,三浦 禎雄,武藤 俊哉,濱 広幸(東北大学電子光セ)
○Shigeru Kashiwagi, Ken Kanomata, Hirotoshi Saito, Yuki Saito, Ken Takahashi, Ikuro Nagasawa, Kenichi Nanbu (ELPH, Tohoku Univ.), Nobuyuki Nishimori (IMRAM, Tohoku Univ.), Fujio Hinode, Sadao Miura, Toshiya Muto, Hiroyuki Hama (ELPH, Tohoku Univ.)
 
現在、東北大学電子光理学研究センターの試験加速器t-ACTS(test Accelerator as Coherent Terahertz Source)において、フェムト秒時間幅の極短電子ビーム生成とその電子ビームを用いた高輝度コヒーレントテラヘルツ光源の開発が進められている。t-ACTSでは、進行波加速管中での速度集群法(Velocity bunching法)によりフェムト秒時間幅の極短電子ビームを生成することが可能である。これまでにバンチ長およそ100fsの極短電子ビームにより、周波数が約3.5THzに及ぶ広帯域のコヒーレント遷移放射と2THz付近の狭帯域コヒーレントアンジュレータ放射の発生に成功した。帯域の異なる2種類のコヒーレント放射のスペクトル計測は、マイケルソン干渉計を構築することにより行なった。放射の偏光特性についてもワイヤーグリッド偏光子を用いて測定した。本学会では、t-ACTSにおけるコヒーレント放射発生実験の結果について報告する。