TUP122  加速器応用・産業利用  8月1日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
ネオニコチノイド系農薬イミダクロプリド水溶液への パルス大強度相対論的電子ビーム照射による分解効果の検討
Study on decomposition effect by pulsed intense relativistic electron beam irradiation on neonicotinoid pesticides imidacloprid solution
 
○林 直也,菊池 崇志(長岡技術科学大学),原田 信弘(北九州工業高等専門学校),佐々木 徹,高橋 一匡(長岡技術科学大学),今田 剛(長岡技術科学大学,新潟工科大学),森脇 洋(信州大学)
○Naoya Hayashi, Takashi Kikuchi (Nagaoka university of technology), Nobuhiro Harada (National Institute of Technology, Kitakyushu Colleg), Toru Sasaki, Kazumasa Takahashi (Nagaoka university of technology), Go Imada (Nagaoka university of technology,Niigata institute of technology), Hiroshi Moriwaki (Shinshu university)
 
近年、産業排水に含まれる汚染有機物質による水質汚染が問題となっており、これらは、従来の下水処理方法では処理が困難であることが問題となっている。その為、様々な汚染物質の処理方法が検討されており、その中に電子ビーム処理がある。本研究では、パルス大強度相対論的電子ビーム(PIREB)照射による難分解性有機物質処理効果に着目し、その処理効果を検討した。PIREBは大電流の電子ビームで、先行研究によりコンゴーレッドやNOxなどの様々な物質への処理効果が確認されている。PIREB発生装置は、長岡技科大・極限エネルギー密度工学研究センターに設置されているETIGO-靴鰺僂い拭照射するPIREBは、最大加速電圧2MVで加速され、最大ビーム電流1kAである。厚さ40μmのチタン箔を通して、大気中に設置された照射容器へと照射される。処理対象には近年問題視されているネオニコチノイド系農薬イミダクロプリドを用いた。ネオニコチノイド系農薬とは、その高浸透性と残留性から、世界で広く使われている農薬であるが、蜂に代表される非標的毒性が問題となっている。まず、試料作成場所の蛍光灯下に放置し、一定時間毎に紫外吸収分光光度計で吸光度を計測、蛍光灯の光分解による半減期を算出した。次に、PIREBを照射し、未照射の試料と共に液体クロマトグラフィー質量分析法を用いて分析を行った。その後、試料作成中の光分解による分解率を考慮して、PIREB照射による分解率を算出した。