TUP008  電子加速器  8月1日 第1,2,3,4会議室他 13:00 - 15:00
60 MeV電子加速器を用いた光核反応による放射性同位体製造のための照射システムの評価
Evaluation of the irradiation system for radioactive isotope production via photonuclear reaction using a 60 MeV electron linac
 
○盒 健,菊永 英寿,塚田 暁,武藤 俊哉,柏木 茂,須田 利美,日出 富士雄,南部 健一,長澤 育郎,濱 広幸(東北大学電子光理学研究センター)
○Ken Takahashi, Hidetoshi Kikunaga, Kyo Tsukada, Toshiya Muto, Shigeru Kashiwagi, Toshimi Suda, Fujio Hinode, Kenichi Nanbu, Ikuro Nagasawa, Hiroyuki Hama (Research Center for Electron Photon Science, Tohoku University)
 
電子光理学研究センターでは電子ビームを用いた光核反応による放射性同位体製造を行っている。大気中でビームをコンバータであるタングステンに入射して生成した制動放射線を標的に照射するシステムには、照射効率の向上や照射室内の放射化軽減、標的への熱負荷低減が求められている。しかし、照射効率は装置依存性が高いため、照射システム全体の高度化を図るには、電子ビームパラメータや制動放射線の特性を十分に把握する必要がある。これまでに、電子ビームについてはビームエミッタンス及びTwiss parameterの測定を行い、コンバータに入射する電子ビームのパラメータを明らかにした。また、制動放射線についてはニッケル箔を照射して、Ni-57の放射能強度分布から制動放射線の空間プロファイルの測定などを行った。今回は生成した制動放射線すべてを標的に照射することで制動放射線の照射効率と光子束を定量的に評価した。本発表では評価した制動放射線の特性などについて報告する。