TUOL03  高周波加速構造1  8月1日 講堂(2F) 16:00 - 16:20
ILCに向けたSTF-2クライオモジュールの31MV/mでの運転実証
High gradient operation of the STF-2 cryomodules at 31 MV/m for ILC
 
○山本 康史,道前 武,江木 昌史,原 和文,本間 輝也,加古 永治,小島 裕二,許斐 太郎,久保 毅幸,松本 利広,三浦 孝子,仲井 浩孝,中西 功太,朴 グンタエ,佐伯 学行,清水 洋孝,宍戸 壽郎,竹中 たてる,梅森 健成(高エネルギー加速器研究機構)
○Yasuchika Yamamoto, Takeshi Dohmae, Masato Egi, Kazufumi Hara, Teruya Homma, Eiji Kako, Yuuji Kojima, Taro Konomi, Takayuki Kubo, Toshihiro Matsumoto, Takako Miura, Hirotaka Nakai, Kota Nakanishi, Gunn Tae Park, Takayuki Saeki, Hirotaka Shimizu, Toshio Shishido, Tateru Takenaka, Kensei Umemori (KEK)
 
高エネルギー加速器研究機構(KEK)内にある超伝導高周波試験施設(STF)では国際リニアコライダー計画(ILC)にて想定されているものと同タイプのクライオモジュールの冷却試験が2014年から断続的に行われている。このクライオモジュールにはSTFタイプの9セル空洞が12台搭載されており、2015年に行われた冷却試験にて8空洞がILCスペックである31.5MV/m以上に到達していることが確認されている。2016年に行われた3回目の冷却試験では熱負荷測定と共にILCと同様の運転条件による8空洞の同時運転が行われた。本講演では3回目の冷却試験の結果を中心に、STF-2計画にてこれまでに実証された成果を発表する予定である。