FSP020  施設現状報告ポスター  8月1,2日 ホワイエ(2F) 13:00 - 15:00
東北大CYRICのサイクロトロン加速器施設の現状報告
Present status of the cyclotron facility at CYRIC in Tohoku University
 
○伊藤 正俊,松田 洋平,石橋 陽子,原田 健一,田中 香津生(東北大CYRIC),川村 広和,井上 壮志(東北大FRIS)
○Masatoshi Itoh, Yohei Matsuda, Yoko Ishibashi, Kennichi Harada, Kazuo Tanaka (CYRIC, Tohoku University), Hirokazu Kawamura, Takeshi Inoue (FRIS, Tohoku University)
 
東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(CYRIC)は、サイクロトロン加速器の多目的利用および高レベルRI、サイクロトロン生成短寿命RIの利用、RI安全取り扱いの教育・訓練を行うために設立された東北大学の学内共同利用である。現在では、2台のサイクロトロン加速器、930型AVFサイクロトロン(K=105)、HM-12サイクロトロン、が設置され理工学およびライフサイエンスの研究に利用されている。また、最近では阪大RCNP、理研、東北大ELPHとともに短寿命RI供給プラットフォームを形成し全国的な取り組みも行っている。 本発表では、近年の加速器の運転状況・ビーム開発およびビーム利用状況について報告する。