TUP120  加速器応用・産業利用  8月9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10
UVSOR-IIIにおける逆コンプトン散乱ビームライン開発とNRF-CTへの応用
Laser Compton Back-Scattering Gamma-ray Beamline and Its Application to NRF-CT
 
○大垣 英明,紀井 俊輝,全 炳俊(京都大学エネルギー理工学研究所),大東 出(京都大学エネルギー理工学研究所(現在 日本アドバンテストテクノロジー株式会社)),豊川 弘之,平 義孝(産業技術総合研究所),早川 岳人,静間 俊行(量子科学技術研究開発機構),加藤 政博,山崎 潤一郎(分子科学研究所)
○Hideaki Ohgaki, Toshiteru Kii, Heishun Zen (Institute of Advanced Energy, Kyoto University), Izuru Daito (Institute of Advanced Energy, Kyoto University (present Nippon Advanced Technology Co.,Ltd.)), Hiroyuki Toyokawa, Yoshitaka Taira (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology), Takehito Hayakawa, Toshiyuki Shizuma (National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology), Masahiro Katoh, Jun-ichiro Yamazaki (Insititute for Molecular Science)
 
三次元同位体分布計測の基礎研究を行う目的で、分子研UVSOR-IIIにおいて、蓄積リングを周回する高エネルギー電子と大強度レーザーとを用いたレーザー逆コンプトン散乱ガンマ線のビームラインを建設している。レーザーには1.94μmのファイバーレーザーと、UVSORの定常運転モードである750MeV、300mAの電子ビームを用いて、最大エネルギー5.4MeV、コリメータ無しでのガンマ線収量1x10^7photons/sを得ている。このガンマ線を用いて手始めに2次元の同位体分布をNRFの吸収法を用いて2次元CT画像の取得を試みた。CT用のサンプルターゲットには鉛、アルミニウム、ステンレススチールのロッドを5x5のマトリックスに組み、これを透過してくるガンマ線を鉛ブロックのWitness Targetにて光核共鳴散乱(NRF)を起こさせて208-Pbの同定を行った。本会ではビームラインの概要と諸元について報告をおこなうとともに、NRF-CT画像取得結果について報告を行う。