TUP021  高周波加速空胴  8月9日 コンベンションホール 13:10 - 15:10
IHEP-03空洞の空洞性能測定
Cavity performance tests of IHEP-03 9-cell cavity
 
○浅野 峰行,今田 信一,柳町 太亮,山田 浩気(日本アドバンストテクノロジー),岡田 昭和(ケーバック),宍戸 寿郎,梅森 健成,加古 永治(KEK),Zhao Tongxian(IHEP-Beijing)
○Mineyuki Asano, Shin-ichi Imada, Taisuke Yanagimachi, Hiroki Yamada (NAT), Terukazu Okada (K-vac), Toshio Shishido, Kensei Umemori, Eiji Kako (KEK), Tongxian Zhao (IHEP-Beijing)
 
IHEP (Institute of High Energy Physics, Chinese academy of sciences)で製造されたTESLA-like型9セル超伝導空洞(IHEP-03)について、低温での空洞性能を確認するたて測定がKEKで行われた。IHEPでの空洞内面の検査結果において、各セルの溶接ビードに多数の欠陥が確認されたためにKEKに送る前に空洞内面のバレル研磨処理が行われた。その後KEKにおいて、内面検査、電解研磨、アニール、プリチューニングなどの測定前準備作業が一通り実施された。本発表では、主にIHEP-03空洞の内面検査とたて測定の結果について報告する。