WEP061  加速器技術/高周波加速空胴  8月5日 小ホール 13:00 - 15:00
STF2クライオモジュール熱負荷試験
Heat load measurement of STF2 cryomodules.
 
○岡田 昭和(ケーバック),浅野 峰行,今田 信一,植木 竜一,柳町 太亮,山田 浩気(日本アドバンストテクノロジー),宍戸 寿郎,山本 康史,加古 永治,小島 裕二,仲井 浩孝(KEK)
○Terukazu Okada (K-vac), Mineyuki Asano, Shin-ichi Imada, Ryuichi Ueki, Taisuke Yanagimachi, Hiroki Yamada (NAT), Toshio Shishido, Yasuchika Yamamoto, Eiji Kako, Yuji Kojima, Hirotaka Nakai (KEK)
 
KEK- STFでは、ILCタイプのクライオモジュールを地下トンネルへ設置し、大電力RF試験、ビーム運転試験を予定している。クライオモジュールの設置とヘリウム冷凍機の接続が完了後、液体ヘリウムで超伝導空洞を2Kまで冷却し、低電力RF試験を行なった。ILC仕様の超伝導空洞をCW運転にも対応させるために、CM2aクライオモジュール側の超伝導空洞のHe供給配管を太くした。CM1とCM2aの超伝導空洞に取り付けてあるヘリウムジャケットにヒーターを取り付け、冷却能力を確認する実験を行なった。本発表では、パルス運転仕様(ILC)の超伝導空洞をCW運転で対応させるために、ヒーターで熱負荷をかけて測定をし、CW運転に対応できる冷却能力の試験を行なった結果について述べる。