WEP040  加速器技術/粒子源  8月5日 小ホール 13:00 - 15:00
光電子分光法を用いたCsK2Sbマルチアルカリフォトカソードの表面分析
An analysis of a surface of CsK2Sb multi-alkali photo-cathode by photoemission spectroscopy
 
○浦野 正洋,栗木 雅夫,根岸 健太郎(広島大学),許斐 太郎,清宮 裕史,山本 尚人(高エネルギー加速器研究機構)
○Masahiro Urano, Masao Kuriki, Kentaro Negishi (Hiroshima University), Taro Konomi, Yuji Seimiya, Naoto Yamamoto (KEK)
 
フォトカソードは次世代加速器における重要コンポーネントの一つであるが、その性能は物質のバルクの電子状態および表面状態に影響され、その理解は単純ではない。本研究では、緑色励起可能なフォトカソード物質であるCsK2Sbについて、紫外線による光電子分光(UPS)実験を行い、その表面状態、およびそれとカソードの性能との関連を調べた。