WEOM07  加速器応用・産業利用1  8月5日 あいあいホール 17:20 - 17:40
レーザー・コンプトン散乱による高輝度ガンマ線の実現とその利用
Generation and Applications of Laser Compton Scattered Gamma-ray Beams
 
○羽島 良一,沢村 勝,永井 良治,西森 信行,早川 岳人,静間 俊行,Angell Christopher T.(原子力機構)
○Ryoichi Hajima, Masaru Sawamura, Ryoji Nagai, Nobuyuki Nishimori, Takehito Hayakawa, Toshiyuki Shizuma, Christopher T. Angell (JAEA)
 
レーザー・コンプトン散乱で発生するガンマ線は、エネルギー可変かつ狭帯域の特徴を有する。電子加速器とレーザーの先端技術を組み合わせることで、高輝度ガンマ線源を実現することができる。 このような高輝度ガンマ線源は、核物質の非破壊測定をはじめとした産業利用、原子核物理の基礎研究に革新的な進歩をもたらすと期待されている。ヨーロッパでは、次世代ガンマ線源としてELI-NP の建設が始まっており、2018年の運転開始の予定である。われわれは、エネルギー回収型リニアック(ERL)を用いて可能となる、ELI-NPを超える輝度、強度を持ったガンマ線源を提案しており、基盤技術の開発を行っている。本発表では、ERL に基づくレーザー・コンプトン散乱ガンマ線源の特徴、産業利用、学術利用の展開について述べる。