THP113  加速器技術/レーザー  8月6日 小ホール 13:00 - 15:00
コンパクトERLでのレーザーコンプトン散乱光源実証実験
Demonstration of laser Compton-scattered photon source at the cERL
 
○永井 良治,羽島 良一,静間 俊行,森 道昭(原子力機構),赤木 智哉,小菅 淳,本田 洋介,荒木 栄,照沼 信浩,浦川 順治(高エネ機構)
○Ryoji Nagai, Ryoichi Hajima, Toshiyuki Shizuma, Michiaki Mori (JAEA), Tomoya Akagi, Atsushi Kosuge, Yosuke Honda, Sakae Araki, Nobuhiro Terunuma, Jyunji Urakawa (KEK)
 
原子力機構では準単色のガンマ線源を用いた非破壊核種分析システムの開発を進めている。準単色ガンマ線源はERL型加速器で生成した高輝度かつ大電流の電子ビームと光共振器に蓄積された高強度のレーザー光とのレーザーコンプトン散乱により実現する計画である。この光源実現のために加速器とレーザーが十分な性能を有していることを実証するために、KEKにおいて共同で開発を進めているコンパクトERLにおいて、レーザーコンプトン散乱実験を行ったので、その結果について報告する。