FSP006  施設現状報告ポスター  "8月5,6日" 小ホール 13:00 - 15:00
若狭湾エネルギー研究センターシンクロトロンの現状
The Status of the Synchrotron of the Wakasa Wan Energy Research Center
 
○栗田 哲郎,羽鳥 聡,林 豊,長崎 真也,廣戸 慎,小田桐 哲也,山田 裕章,山田 和彦,山口 文良,淀瀬 雅夫,清水 雅也,辻 宏和(若エネ研)
○Tetsuro Kurita, Satoshi Hatori, Yutaka Hayashi, Shinya Nagasaki, Shin Hiroto, Tetsuya Odagiri, Hiroaki Yamada, Kazuhiko Yamada, Fumiyoshi Yamaguchi, Masao Yodose, Masaya Shimizu, Hirokazu Tsuji (WERC)
 
若狭湾エネルギー研究センター加速器施設(W-MAST)は、タンデム加速器および、それを入射器としたシンクロトロンによって、広範囲のエネルギーのイオンビーム(陽子 : 数MeV-200MeV; He, C : 数 MeV- 55MeV/u)を様々な実験に供給している。シンクロトロンからのビームは、材料/生物/細胞への照射実験に利用されている。 2014年度は、4月から2015年2月まで運転をおこなった。 11月末に約10日ほど入射器であるタンデム加速器の故障により運転が停止したが、それ以外は計画通り実験にビームを供給できた。 運転状況と合わせて、加速高周波制御系の整備状況を報告する。