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Sato, T.

Paper Title Page
FOOPH03 加速器に関する教育関係者の意識調査 833
 
  • T. Yoshiyuki, Y. Itou, H. Inoue, Y. Matsubara, T. Baba, K. Katayama, T. Sato, O. Yushiro, M. Nakai, T. Mori, Y. Hattori, K. Sennyu, R. Nakamura
    日本電機工業会
 
 

1、はじめに 日本電機工業会(JEMA)加速器専門委員会は毎年度加速器利用者の使用状況調査を進めている。2008年度は、理科教育支援のあり方に関する提案をまとめることができた。報告書の要約版をJEMA Web上に公開している。 2、調査概要 郵送調査では、加速器施設の立地県を含む20都道府県における全ての高等専門学校及び高等学校の理系教員を対象とした。有効回答は905通であった。郵送調査の内容は、放射線教育、加速器教育、研修や自己研鑽ニーズ、JEMAへの要望、等である。インタビュー調査では、アンケート結果に対する評価、JEMAが教育支援する場合の支援策を主体に、忌憚のない御意見を頂いた。

 
FPACA57 HIMAC入射器ライナックにおける新型AGC&APC制御装置の開発 1097
 
  • T. Takeuchi, M. Yamamoto, T. Sasano
    加速器エンジニアリング株式会社
  • Y. Ohta, T. Sato
    株式会社サムウェイ
  • Y. Iwata
    放射線医学総合研究所
 
 

放医研HIMAC入射器ライナックは5台の空洞(RFQ1台、DTL3台、DBC1台)から構成され、それぞれのローレベル高周波制御には振幅、位相を必要な精度で一定値に追従させるAGC/APC制御装置が用いられている。HIMACではフィードバックスピードをより早く、振幅・位相安定度をさらに高め、ノイズ耐性に優れる新型AGC/APC制御装置の開発が進められており、昨年度に製作および動作テストが行われた。新型AGC/APC制御装置の動作テスト結果と回路変更点、さらにAPC動作を安定化する追加回路について報告する。また新型装置は、使用から10年以上経過した既存のAGC/APC制御装置での運用履歴および不具合事例を反映し、不具合頻度の高い箇所の強化と供給中トラブルに対し不具合箇所を容易に特定し交換可能であるよう配慮した設計がなされている。これら保守の観点からの改造点についても報告する。

 
FPPSA20 オンライン同位体分離器を用いた放射性核種ビームの生成・分離 918
 
  • Y. Otokawa, A. Osa, M. Matsuda, T. Sato, S. Ichikawa
    日本原子力研究開発機構
  • S. Jeong
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

原子力機構(JAEA)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、放射性核種ビーム(RNB)の生成と加速に関する共同研究を進めている。RNBは、オンライン同位体分離器(ISOL)に設置された標的付イオン源にJAEAタンデム加速器からの荷電粒子を入射し、核反応で生成する。その後、生成核は、イオン化、質量分離され、短寿命核分離加速実験装置(TRIAC)により最大1.5MeV/uまで加速される。 我々は、イオン源として表面電離型と低電圧アーク放電型の2種類を開発し、ウランの陽子誘起核分裂で生成した核分裂片の内、約100種類を0.1-30%の効率で引出せる事を確認した。加えて、核分裂片123In, 143Ba をTRIACに入射し、0.178MeV/uまで加速することにも成功した。 本研究会では、ISOLイオン源とRNB加速の現状ならびに、新たなISOLイオン源開発の状況と結果について報告する。