SUP090  ポスターセッション2  8月4日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
KEK入射器におけるWebSocketを用いた運転情報表示パネルの開発
Development of Operation information display panel using WebSocket at KEK Injector Linac.
 
○工藤 拓弥,草野 史郎(三菱電機システムサービス(株)),佐藤 政則,古川 和朗(KEK)
○Takuya Kudou, Shiro Kusano (Mitsubishi Electric System & Service CO., LTD.), Masanori Satoh, Kazuro Furukawa (KEK)
 
KEK入射器では、各機器の操作、状態表示のために、Tcl/Tk, Python/Tkを用いて作成された運転アプリケーションを使用している。 機器担当者は居室で情報の参照をしたい場合が多いが、これら運転アプリケーションは、X-Windowシステム上で動作するため、動作環境を整備する必要がある。 そのため、利用者の利便性を考慮し、CGIやphpを用いて構築したWebアプリケーションでの情報の配信もおこなってきた。 しかし、CGIやphpを用いたWebアプリケーションは、リアルタイム性が低く、機器の早い変化を表示できないなどの問題もあった。 そこで、現在、Webサーバとクライアント間での双方向通信が可能でリアルタイム性の高いWebSocketプロトコルを用いた、運転情報表示パネルを開発中である。 本稿では、新規開発中の運転情報表示パネルの詳細について報告する。