SUP024  ポスターセッション2  8月4日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00
UVSORにおけるコヒーレント高調波観測系の立ち上げ
Commissioning of observation system of coherent harmonic generation at UVSOR
 
○関田 創(名大院工),保坂 将人(名大SRセンター),高嶋 圭史(名大院工),山本 尚人(名大SRセンター),山崎 潤一郎,林 憲志,許斐 太郎,加藤 政博(UVSOR)
○So Sekita (nagoya university), Masato Hosaka (NUSR), Yoshifumi Takashima (nagoya university), Naoto Yamamoto (NUSR), Jyunichiro Yamazaki, Kenji Hayashi, Taro Konomi, Masahiro Katoh (UVSOR)
 
分子科学研究所UVSOR−�靴任蓮�電子蓄積リングを周回する相対論的電子ビームとレーザーを用いたコヒーレント光源の開発を行っている。コヒーレント光を発生するために、アンジュレータ中でシード光となるレーザー(入射シード光)と電子ビームを相互作用させる。これにより電子ビームの密度分布に入射シード光波長周期の粗密構造(マイクロバンチ)が生じる。このマイクロバンチから入射シード光波長の整数分の1の波長のコヒーレント高調波発生(CHG)が起こる。CHGは共振器型自由電子レーザーでは到達困難な真空紫外域でのコヒーレント光を発生することができ、超短パルス光も発生可能であるなど、通常の放射光とは異なる特質をもっている。 UVSOR−�靴任惑板�800 nmのチタンサファイアレーザーを入射シード光として用いてCHGの基礎研究が行われてきた。本研究では新たに作られたUVSOR U1ビームラインにおける、真空紫外域のCHG観測系の設計・開発を進めている。真空紫外光の分光に瀬谷波岡型分光器を用い、また分光器はMgF2ウィンドウで電子蓄積リングの超高真空系から区切った。また、CHGのさらなる短波長化を目指し、入射シード光として非線形結晶を用いたレーザーの高調波を用いる場合の特性と、実際に発生させた2次、3次高調波について報告する。さらに、非線形結晶を用いたさらなる高次の高調波について変換効率の点から入射シード光としての利用の可能性を検討した結果も報告する。