SSFP14  施設現状報告ポスター常設展示  8月3日-4日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
放医研サイクロトロン(NIRS-930、HM-18)の現状報告
Present status of cyclotrons (NIRS-930,HM-18) in NIRS
 
○北條 悟,片桐 健,中尾 政夫,杉浦 彰則,村松 正幸,野田 章,野田 耕司(放医研),岡田 高典,�盒� 勇一,込山 明仁,本間 壽廣(加速器エンジニアリング株式会社)
○Satoru Hojo, Ken Katagiri, Masao Nakao, Akinori Sugiura, Masayuki Muramatsu, Akira Noda, Kouji Noda (NIRS), Takanori Okada, Yuichi Takahashi, Akihito Komiyama, Toshihiro Honma (AEC)
 
放射線医学総合研究所(NIRS)にはNIRS-930サイクロトロン(K=110) とHM-18サイクロトロン(K=20)の2台のサイクロトロンがある。 NIRS-930は、分子イメージング研究のためのRI製造を主目的とし、検出器の開発、基礎物理研究、耐放射線性試験など、様々な目的で利用され年間運転時間は1936時間であった。特に、分子イメージング研究における金属RI製造のためのビーム供給においては、30 MeV陽子20 uAで10 時間の照射といったような高い強度での長時間の照射が要求される。そのため、ビーム高強度化を目指し垂直入射ビームラインの輸送効率の改善のため、入射ラインにビームビュアーを3台、ステアリングマグネットを2か所に追加した。さらに、入射ラインにビームアッテネータを導入し、迅速なビーム強度の制御が可能となった。また、NIRS-930サイクロトロンから取出されるビームをモニターするため、マグネティックチャンネル通過後のビーム軌道上にラディアルプローブを設置した。 HM-18は、エネルギー固定の負イオン加速で18 MeV 陽子と9MeV重陽子が供給可能である。PET診断用のRI製造専用に利用されており、年間運転時間は1823時間であった。 これら2台のサイクロトロンの運転状況と併せて機器の改良開発について報告する。