SAP112  ポスターセッション1  8月3日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
超伝導磁石を使った炭素線ガントリーの設計
Design of superconducting gantry for Carbon
 
○横山 久美子,畑中 吉治,福田 光宏,依田 哲彦,植田 浩史,森信 俊平,齋藤 高嶺,安田 裕介,鎌倉 恵太,竹村 真哉(大坂大学核物理研究センター)
○Kumiko Yokoyama, Kichiji Hatanaka, Mitsuhiro Fukuda, Tetsuhiko Yorita, Hiroshi Ueda, Shunpei Morinobu, Takane Saito, Yusuke Yasuda, Keita Kamakura, Shinya Takemura (Research Center for Nuclear Physics OSAKA UNIVERSITY)
 
放射線治療において重粒子線を用いた治療法は重粒子のもつブラックピークの特徴から、がん病巣にピンポイントで最大線量を照射できることにより患者への負荷が少なく、陽子線と同様にがん治療に適していると考えられている。しかし重粒子線の治療装置は陽子線の装置と比べて大型でありそれに伴い建設費用がかかることから、装置の小型化・低価格化を目指す開発、またさらに優れた照射方法の開発が必要である。 そこで本研究の目的は実用化に向けた放射線治療のための400MeV の炭素線を照射するガントリーを設計することである。 先に述べたように炭素線の加速には大型磁石が必要であるが、超伝導磁石を用いることにより装置の小型化を実現し、装置の低コスト化を目指す。また炭素線の質を向上させるために、炭素線の収束性を保つようにビームラインの最適化を測る。ビームラインの双極磁石(dipole)・エッジフォーカス・双極磁石の半径方向と磁場の変化量によって定義されるn値(field index)により四重極磁石を用いずに水平・鉛直方向のビーム収束を可能にする。この最適化には計算コードtransportを用いる。