SAP089  ポスターセッション1  8月3日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
高放射化領域(J-PARC MR コリメータ部)におけるBPM設置��
BPM installation at the high radiation area (J-PARC MR collimator)��
 
○花村 幸篤(三菱電機システムサービス株式会社),外山 毅,橋本 義徳,大越 隆夫,久保田 親,白形 政司,石井 恒次,仁木 和昭,堀 洋一郎,魚田 雅彦(高エネルギー加速器研究機構)
○Kotoku Hanamura (Mitsubishi Electric System & Service Co.,Ltd), Takeshi Toyama, Yoshinori Hashimoto, Takao Oogoe, Chikashi Kubota, Masashi Shirakata, Koji Ishii, Kazuaki Niki, Yoichiro Hori, Masahiko Uota (KEK J-PARC)
 
大強度陽子加速器施設(J-PARC)主リング(MR)の現在のビームパワーは、約230kW(約1.2×10^14protons/2.48秒)で、機器の放射線損傷や保守作業時の被ばくを軽減することが重要になっている。コリメータにビームロスを局所化することで、他の大部分の機器の放射化を最小限にしている。 MRコリメータ部では、ビームの大強度化に向け、コリメータ増強及びシールド強化に伴う機器の配置変更が行われている。これにはビームポジションモニタ(BPM)も含まれ、2011年から行われている。作業エリアであるMRコリメータ部は、高放射化エリア(想定吸収線量約10MGy/year)のため、現場作業の簡略化と作業時間の短縮を図り、作業者の被ばくを最小限に抑えている。 BPMはステアリング電磁石(STM)の磁極間に設置され、再現性良く設置するために、STMの位置決め可能なベースプレートを用いている。ベースプレートは、床面に設置後に測量を行い、ベースプレートと隣接する四極電磁石(QM)基準座の位置関係(座標)を求める。放射線管理区域外に同形のベースプレート上で仮想QM基準座の座標系を作り出し、BPMとSTMを一体化して、アラインメントと測量を予め行っておく。一体化したSTMを現場のベースプレートに載せることで、指定位置にBPM設置を可能としている。 この手法により、現場作業の効率化と共に、BPMを±270μmの精度で設置することができた。