SAP088  ポスターセッション1  8月3日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
J-PARCリニアック用バンチシェイプモニタの開発
Bunch Shape Monitor for J-PARC Linac
 
○三浦 昭彦(原子力機構 J-PARCセンター),Feschenko A. V.,Mirzojan A. N.(INR, Russian Academy of Science),宮尾 智章(J-PARC, KEK),大内 伸夫,小栗 英知,長谷川 和男(原子力機構 J-PARCセンター),池上 雅紀(J-PARC, KEK)
○Akihiko Miura (J-PARC, JAEA), A. V. Feschenko, A. N. Mirzojan (INR, Russian Academy of Science), Tomoaki Miyao (J-PARC, KEK), Nobuo Ouchi, Hidetomo Oguri, Kazuo Hasegawa (J-PARC, JAEA), Masanori Ikegami (J-PARC, KEK)
 
 J-PARCリニアックでは、ACS(Annular Coupled Structure)加速空洞を用いて、現在の181MeVから400MeVまでビームエネルギを増強するプロジェクトが進行している。現在、J-PARCリニアックで採用している加速空洞のRF周波数は324MHzであるのに対し、ACS加速空洞は972MHzである。このため、ACS加速空洞に入射する際には、位相(縦)方向のマッチングが重要である。そこで、ロシア原子力研究所(INR)と共同で、縦方向のビームプロファイルを測定するためのバンチ・シェイプ・モニタの開発を実施した。ここでは、開発したモニタの構造等を紹介するとともに、モニタの性能評価のために測定した結果の一部を紹介する。