SAP086  ポスターセッション1  8月3日 豊田講堂2階ロビー 13:00 - 15:00
マルチスクリーンを用いた高ダイナミックレンジ 2次元ビームプロファイルモニター
A Two-Dimensional Beam Profile Monitor having High Dynamic Range by using Multi-Screen
 
手島 昌巳,○橋本 義徳(高エネルギー加速器研究機構/J-PARC),三橋 利行(高エネルギー加速器研究機構),大津 聡(三菱電機システムサービス),外山 毅(高エネルギー加速器研究機構/J-PARC)
Masaki Tejima, ○Yoshonori Hashimoto (KEK/J-PARC), Toshiyuki Mitsuhashi (KEK), Satoru Otsu (Mitsubishi Electric System & Service Co., Ltd.), Takeshi Toyama (KEK/J-PARC)
 
J-PARCの3-50BT ラインの2次元のビームプロファイルモニターを開発している.ビームコアの計測には10 m 厚みのチタンフォイルからのOTR光を用い,3 GeV の 2e13 陽子/バンチなどの大強度陽子ビームをクリアに計測できている.さらに,可動のアルミナスクリーンのみをビームテイル部に配置し,その蛍光をイメージインテンシファイアを用いて測定することで高感度の計測を行った.コア部がガウスフィットにてσ14 mm 程度に見えている場合にビームのテイル部が80mm 以上にわたって広がっていることがわかった.コアからテイルエンドまでのビーム強度のレンジは5ケタ以上であった.