SAP016  ポスターセッション1  8月3日 豊田講堂1階アトリウム 13:00 - 15:00
J-PARCリニアックのエネルギー増強に向けたACS空洞の大電力試験再開
Resuming of ACS high-power test for J-PARC linac energy upgrade
 
○田村 潤,青 寛幸,根本 康雄(日本原子力研究開発機構),浅野 博之(日本アドバンストテクノロジー),鈴木 隆洋(三菱電機システムサービス株式会社)
○Jun Tamura, Hiroyuki Ao, Yasuo Nemoto (JAEA), Hiroyuki Asano (NAT), Takahiro Suzuki (Mitsubishi Electric System & Service Co.,Ltd)
 
 J-PARCリニアックでは、そのビームエネルギーを181MeVから400MeVに増強することを計画している。これは、リニアック下流部にACS空洞を25台設置することにより行う。 このエネルギー増強に向けてACS空洞の大電力試験を行っていたが、2011年3月11日の震災により中断することとなった。2012年度末に施設の主な復旧工事が完了し、2013年6月より中断していた大電力試験を再開した。ここでは、再開したACS空洞の大電力試験および設置計画等について報告する。