SAOTP4  合同セッション  8月3日 豊田講堂ホール 11:40 - 12:10
SPring-8における新しい制御フレームワークMADOCA IIの開発
Development of New Control Framework MADOCA II at SPring-8
 
○松本 崇博,古川 行人,石井 美保((公財)高輝度光科学研究センター)
○Takahiro Matsumoto, Yukito Furukawa, Miho Ishii (JASRI)
 
MADOCA制御フレームワークはSPring-8の加速器制御のために1995年に開発された。現在ではSPring-8を始めHiSOR、SACLA等の加速器・ビームライン、及び実験施設での制御において幅広く利用されている。これらの制御に対する要求は開発当時に比べて年々増加してきている。例として、ビーム診断における波形データ、画像データなど多様なデータの取り扱い、Windowsドライバーのみで扱うことができる特殊なデバイスの制御が挙げられる。本発表では、これら多様な要求を実現するために開発した新しい制御フレームワーク、MADOCA�兇砲弔い栃鷙陲垢襦�MADOCA�兇�MADOCAと同様のメッセージ指向の分散制御システムであるが、サーバー・クライアント間のメッセージング構成を見直すこと、コア部分をZeroMQのソケットライブラリを用いて完全に書き換えることでより柔軟なメッセージ配信を実現することができた。MADOCA�兇瞭団Г蓮�1)画像データ等の可変長データをメッセージと共に配信できること、 2) Windowsでの制御もLinux・Solaris同様に可能であること、3) 非同期制御が実現され、複数制御の分散処理が可能になったこと等が挙げられる。SPring-8におけるMADOCA�兇悗琉楾圓両�況、及びMADOCA�兇魍萢僂靴得�御性が向上した実用例についても報告する。