会期 2010年 8/4 水〜 8/6  




  第7回日本加速器学会年会

 
市民公開講座


カルシウム・ポンプ・タンパク質ってどんなもの

~放射光が解きあかすナノ機械の精緻なしくみ~

東京大学分子細胞生物学研究所教授

豊島 近

 カルシウムは骨や歯を作るだけではありません。カルシウムは体の中で起こるいろいろな反応の調節に使われるとても大切な元素なのです。
 たとえば、筋細胞中にカルシウムが放出されたことがきっかけとなり筋肉が縮みます。筋肉を緩めるためには、カルシウムをもとの場所にもどさなくてはなりません。生体膜にうまっている膜タンパク質の一種がポンプとしてカルシウムをくみ出す働きをします。このポンプ・タンパク質は50年ほど前に発見されました。
 ではどうやって、カルシウムをくみ上げるのでしょう?
 それには、ポンプ・タンパク質の立体構造を、くみ上げサイクルの途中・途中でしらべる必要があります。それを可能にするのが、放射光をつかったX線結晶構造解析です。
豊島教授グループはこのポンプ・タンパク質の構造を次々と解明し、ポンプ・タンパク質は原子レベルの手押しポンプのようにしてはたらく極微の機械だということ、タンパク質の構造がポンプとしてのはたらきを実現するのに本質的だということを明らかにしました。
 皆さんも、極微の機械がはたらく様子をいっしょに覗いてみませんか?


日時:2010年8月4日(水)17:30〜19:00 (受付:17:00〜)
会場: 姫路市文化センター  大ホール
    アクセス
   
入場無料, 粗品進呈(先着500名様)、
当日、直接会場へお越し下さい


事前申し込みもできます。申し込みは下記のリンクからお願いします
参加申し込み
(粗品が不足した場合は、事前申し込みの方を優先させていただきます)

ポスター
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講師写真


豊島 近 (とよしま ちかし) 氏 略歴
1954年 秋田県生まれ。
  83年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。
  84年 東京大学助手、
  90年 東京工業大学助教授。
  94年から 東京大学分子細胞生物学研究所教授。
米国科学アカデミー外国人会員
2009年度 朝日賞受賞:カルシウムポンプ作動機構の解明


講演者参考リンク先
 ・ http://www.iam.u-tokyo.ac.jp/StrBiol/index.html
 ・ http://www.iam.u-tokyo.ac.jp/StrBiol/ask.pdf
 ・ http://www.asahi.com/shimbun/award/asahi/2009award04.html


問い合わせ先:(財)高輝度光科学研究センター研究調整部 研究業務課
   TEL:0791−58−0987
   FAX:0791−58−0988
E−mail: sp8ws1@spring8.or.jp

 

連絡先:   日本加速器学会事務局内
第7回日本加速器学会年会  実行委員会事務局   林 佐和子
住所:   〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-62-8-507(有)ワーズ内
電話:   03-5960-3488
FAX:   03-5950-1292
mail:   pasj@kasokuki.com

 

 
■主催:日本加速器学会
■共催: 独立行政法人 理化学研究所播磨研究所
財団法人 高輝度光科学研究センター
兵庫県立大学高度産業科学技術研究所
兵庫県立粒子線医療センター
姫路市